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ブログ

認知症についての引き続き

2024-04-03
こんにちは
看護師の飯田です

前月、4大認知症についてのお話がありましたね。
今月は、その症状と関わり方について説明します

アルツハイマー型  記憶障害(物忘れ)から始まる事が多い
失語(言葉がうまく使えない) あれ、それ、等の代名詞が多くなる。
失認 状況を正しく把握できない(誰だか認知できない。左右がわからない。)

血管性認知症 脳梗塞や脳出血等一部の神経細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなくなり
認知症をきたす。麻痺などの体の症状を伴うことが少なくありません

レビー小体型 幻視や転びやすい、歩きにくいなどパーキンソン症状
睡眠中に夢を見て叫ぶ、居ないのに人の姿が見える等訴える

前頭側頭型認知症 前頭葉と側頭葉が病気の中心として進行
同じ行動パターンを繰り返す。異常行動が目立つ、周囲の刺激に反応して行動の変化が目立つ
「行動障害型」と言葉の障害が目立つ「言語障害型」がある

認知症の人と接する時の心得 3つのない
驚かせない 急がない 自尊心を傷つけない
記憶や物事の判断機能が低下していないため考える時間が必要。
時間をかければ出来る事もある。
認知機能は低下してもその時に抱いた感情は残っているので、急がしたり、イライラした
態度での対応はしない。

認知症のやってはいけない7つの対応
叱る 命令する 強制する 子ども扱いする 行動を制限する 
役割と取り上げる 何もさせない

具体的ポイント
余裕を持って対応(焦りや不安 いらだちは相手に伝わる)
できるだけ1人で声かける(複数の人が同時に話かけると混乱する)
見守ることも大事(時間がかかるからと取り上げない)
優しい口調ではっきり話す(大声や甲高い声に恐怖を感じたりする)
しっかり話を聞く(急がず耳を傾ける)

日々暖かくなり満開の桜も今週中には見れそうですね。
施設では引き続き利用者様の健康管理を行い感染症対策を徹底していきたいと思います。

趣味のクロスワード、編み物、ぬり絵を楽しまれている方々を一部ご紹介します
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