川福会スタッフブログ
社会福祉法人 川福会 ブログ集
認知症について(枚岡の里)
2024-02-23
カテゴリ:枚岡の里
注目
こんにちは 看護師の岩本です
梅の花も咲き春もそこまで近づいています
とは言え まだ寒い日もあり、インフルエンザも流行しているため
利用者様の健康管理に努めて参ります
さて今回は認知症についてお話します。
認知症は原因によりいくつかのタイプに分類されます。
今回は4大認知症と呼ばれている4タイプを紹介します。
『アルツハイマー型認知症』
認知症の半数以上を占めます。脳内にアミロイドβたんぱくという物質が10年~25年程かけて
蓄積され発症します。明確な原因は解明されていないようですが、食事や運動などの生活習慣が
影響するとも言われています。
『脳血管性認知症』
脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によって引き起こされます。
『レビー小体型認知症』
異常なたんぱく質が脳の神経細胞にたまったもので、主に脳幹に現れるとパーキンソン病になり
大脳皮質までおよぶと、レビー小体型認知症になると言われています。
今のところ明確な原因は解明されていないようです。
『前頭側頭型認知症』
前頭葉や側頭葉の萎縮により起こります。
ピック病と呼ばれ記憶障害よりも人格障害が出現します。
今回だけでは紹介しきれないため、次回のブログで症状や関わり方についてお話します。
認知機能維持のため枚岡の里ではいろいろな取り組みをしています。
毎朝ラジオ体操と曜日別に指の体操や隣組体操をしています。
計算問題や塗り絵、パズルして過ごされる利用者様もいらしゃいます
事務所前に飾られている生け花も利用者様が生けられたものです
体を動かす、指先を使う、人と関わることなどは脳の活性化に繋がると言われています。
次回のブログでは趣味を楽しむ利用者様を紹介します