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社会福祉法人 川福会 ブログ集

長田の里 リハビリ便り(長田の里)

2022-04-11
カテゴリ:長田の里
注目
仙骨座り
反り腰
足組み
今回、デスクワークでの座位姿勢について紹介したいと思います。
デスクに座って何時間も同じ姿勢をしたまま仕事をしていると体が固まった状態になり痛くなる事もありますね。
どのような姿勢で座っているかで身体の負担は変わります。
上記の写真は①仙骨座り ②反り腰 ③足組み です。
①は背中が丸まった状態で骨盤が後傾しています。(骨盤が後傾:骨盤が立てられず後ろに倒れ、お尻の方まで椅子に座り込んでいる状態)
  頸椎の生理的な前弯が減少している状態です。(首のカーブが減少しています)
  仙骨座りはお尻の後ろの方に体重が集中し長時間座るとお尻が痛くなったりする事があります。
②は腰が反っています。(骨盤が前に傾き、背骨が腰のあたりから反り返っています)
③は足を組んで座っている状態です。足を組むと両側にバランス良く体重が載っていません。長時間、足を組んでいると部分的に身体に負担が生じやすくなります。
身体に優しい座り方は
まずは座骨に体重が均等にかかるように座ります。
方法は、座ってから、座骨という骨盤の一番下の二つの出ている骨を探し、その下に手を敷きます。
左右に動き、両方に均等にかかる位置を探します。
その後、だらっとした姿勢からみぞおちを前上方へ突き出し、顎を引きその姿勢をお腹をへこませて座ります。
骨盤がまっすぐ立っている状態となり、理想的な姿勢が出来ます。

座っている時の姿勢の負担は意外と大きく、立っている時の椎間板にかかる負荷を100%とすると座っていると姿勢は140%となり、前かがみに座るとさらに不可は185%に増えます(ナッケムソン氏の論文 姿勢の変化による椎間板内圧の変化)そのため、腰の不可量は座り方で大きく変わります。なるべく良い姿勢をとりながら椅座位での作業を行い、こまめに休憩や身体を動かしましょう

次回は、ストレッチを紹介しますね。
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