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枚岡の里スタッフブログ
BCP訓練
2024-04-03
こんにちは。介護支援専門員の宮本です。
先日、枚岡の里と福寿苑が合同で行ったBCP訓練についての様子をアップさせて頂きました。
そもそもBCPって何?と疑問をお持ちになられるかも知れませんので、まずは簡単な説明を。
BCPとは「Business Continuity Plan」の略で、日本語に訳すと業務継続計画となります。
これは自然災害などの緊急事態が発生した際、重要な事業を中断させない、または可能な限り短期間で復旧するための方針や手順の計画書です。
介護施設においては、利用者様への生活支援を中断する事なく、継続的に介護サービスを提供できる体制の構築が必要であることから、義務付けられました。
これまで枚岡の里では、土砂災害を想定した訓練などに取り組んできましたが、今回は福寿苑と合同で地震発生を想定した訓練を行いましたのでご紹介します。
①停電が起きた状況で、福寿苑の要救助者を1階フロアへ安全に移動介助を行う。
②非常災害用の備蓄食を指定場所まで運搬する。
上記2ケースを想定して行いました。
①については電話も不通である中、各施設の職員が利用者様の状況を確認し、併設施設の状況を把握・必要に応じて応援職員を派遣するなど、スムーズに行えたと思います。
②については、そもそも備蓄食がどこに保管されているのか?通常業務においては意識する事はないかと思われますが、定期的に文書や避難訓練等で周知を図っていた事もあり、参加職員は迷わず保管場所まで向かう事ができました。
枚岡の里は福寿苑・ケアハウスひらおかと隣接しており、いずれかの施設が機能不全に陥った際には、施設同士で連携を図って避難場所の確保できる強みがあり、今後も継続して訓練を行い、利用者様の安全を図れるように尽力して参ります。
3月の手作りおやつ☆彡
2024-03-29
こんにちは♪
栄養士の西村です
本日は手作りおやつのご紹介でございます♡
今回は…
手作りおやつ総選挙
不動の第1位!!
と言っても過言ではない笑
フレンチトーストでーーす
材料はこんな感じ~
牛乳、砂糖、卵、バターをたっぷり吸い込んだ食パンたち
ではではーー
早速食レポタイムでございまするーー
っと、今回もフレンチトーストを提供してご利用者様の写真撮影だけなのに
きゅんきゅんしたり、大爆笑したりで大忙しの手作りおやつでしたーー
このブログを編集してる時でさえ、思い出してニヤけてしまいます笑
来月は何を作ろうかな~♬
3月のお料理クラブ~♡
2024-03-21
こんにちは♪
栄養士の西村です
大変、ご無沙汰しておりまして、、、
申し訳ございません
では早速、2か月ぶりの
お料理クラブのご紹介でーーす
今回はご利用者様のみな様で
ベビーカステラを作っちゃいましたーー
材料はこちら~
ではではLet's cooking
大きいボールに材料をどんどん入れちゃいましょー
お次は卵を溶き溶き~♬
それを、ぜーーーんぶグルグルかき混ぜていきまーす
生地が出来たら、たこ焼き機に流し入れて
好きなお菓子、バナナを入れちゃおう♬
っと、そんなこんなで好きなおやつをモリモリ入れたベビーカステラちゃんは
みるみるうちに綺麗にこんがり焼き上がっていき~
ひっくり返して、あっという間に出来上がりーー
ではー、ホクホクのうちに、皆様ご一緒にいっただっきまーす
調理後、ご利用者様が話されていたひと言をご紹介…
『自分で作ったもんはな、
ほんまは美味しくないねん!
人が作ってくれて初めて美味しいなーって
思えるねん!』と話されていました
このご利用者様は長い間、
ご家族様の為にお料理をされてきたのでしょう。
私がお料理クラブを始めるに当たって、
挙げていた方針は
「ご利用者様に自分で調理をする楽しさを、
もう一度味わって頂きたい。」というものでした。
しかし今回、この言葉を聞いて
みんなで力を合わせて調理をする
だからこそ調理が楽しい、出来たものが美味しいと
感じられるのだと改めて気付かされました
ほんっとに毎回毎回、ご利用者様には色んな発見、気付きを頂きます!
これからも、この発見、気付きを大切に食を通して
たくさんの楽しさや喜びを提供出来たらと思います♡♡
これからもどうぞよろしくお願い致します♬
リハビリテーションへのAIの活用
2024-03-18
リハビリを担当しています、理学療法士の吉村です。
以前ご紹介したAIの技術を活用した重心推定プログラムですが、実用に役立てるべく試行錯誤しています。
ご利用者様の移動手段の決定の際の客観的判断基準の一つにならないだろうかと考えています。
例えば重心が膝よりも前にあれば膝折れを起こすことはないのですが(その代わりに足をひっかければ前に転倒する危険性が高まります)、重心が膝より大きく後方にあれば膝折れの危険性が高まります。そのような場合は、杖や押し車などの歩行補助具を低く調整して重心を前方に誘導することがあります。写真のように階段昇降であれば家屋改修の際に手すりの高さを判断する基準となります。
残念ながらこのプログラムを使って移動手段を決定したというデーターが蓄積されているわけではないので、数値が〇〇以上なら大丈夫といった文献はありません。しかし、どなたか特定の方の重心の片寄りや動揺がリハビリ前とリハビリが進んでからでどう変化したかなど、同じ方の変化の判定はできるかもしれません。
ご利用者様の移動手段の決定の際の客観的判断基準の一つにならないだろうかと考えています。
例えば重心が膝よりも前にあれば膝折れを起こすことはないのですが(その代わりに足をひっかければ前に転倒する危険性が高まります)、重心が膝より大きく後方にあれば膝折れの危険性が高まります。そのような場合は、杖や押し車などの歩行補助具を低く調整して重心を前方に誘導することがあります。写真のように階段昇降であれば家屋改修の際に手すりの高さを判断する基準となります。
残念ながらこのプログラムを使って移動手段を決定したというデーターが蓄積されているわけではないので、数値が〇〇以上なら大丈夫といった文献はありません。しかし、どなたか特定の方の重心の片寄りや動揺がリハビリ前とリハビリが進んでからでどう変化したかなど、同じ方の変化の判定はできるかもしれません。
認知症について
2024-02-23
こんにちは 看護師の岩本です
梅の花も咲き春もそこまで近づいています
とは言え まだ寒い日もあり、インフルエンザも流行しているため
利用者様の健康管理に努めて参ります
さて今回は認知症についてお話します。
認知症は原因によりいくつかのタイプに分類されます。
今回は4大認知症と呼ばれている4タイプを紹介します。
『アルツハイマー型認知症』
認知症の半数以上を占めます。脳内にアミロイドβたんぱくという物質が10年~25年程かけて
蓄積され発症します。明確な原因は解明されていないようですが、食事や運動などの生活習慣が
影響するとも言われています。
『脳血管性認知症』
脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によって引き起こされます。
『レビー小体型認知症』
異常なたんぱく質が脳の神経細胞にたまったもので、主に脳幹に現れるとパーキンソン病になり
大脳皮質までおよぶと、レビー小体型認知症になると言われています。
今のところ明確な原因は解明されていないようです。
『前頭側頭型認知症』
前頭葉や側頭葉の萎縮により起こります。
ピック病と呼ばれ記憶障害よりも人格障害が出現します。
今回だけでは紹介しきれないため、次回のブログで症状や関わり方についてお話します。
認知機能維持のため枚岡の里ではいろいろな取り組みをしています。
毎朝ラジオ体操と曜日別に指の体操や隣組体操をしています。
計算問題や塗り絵、パズルして過ごされる利用者様もいらしゃいます
事務所前に飾られている生け花も利用者様が生けられたものです
体を動かす、指先を使う、人と関わることなどは脳の活性化に繋がると言われています。
次回のブログでは趣味を楽しむ利用者様を紹介します