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社会福祉法人 川福会 ブログ集
ユマニチュード(枚岡の里)
2025-01-27
カテゴリ:枚岡の里
チェック
こんにちは、看護師の谷口です。
皆さんは「ユマニチュード」をご存知ですか?
私は10年程前に受講した認知症研修で
この技術と出会い、感動しました。
ユマニチュードとは
「人間らしさを取り戻す」という意味をもつ
フランス語の造語です。
特に高齢者と認知症の方に効果的とされ
認知症の方の人間らしさを尊重するための技法といわれています。
基本的な技術である「4つの柱」と
ケアの順番を示す「5つのステップ」で構成される技法です。
今回は「5つのステップ」についてお話ししたいと思います。
ユマニチュードではケアを「5つのステップ」で実施します。
「出会いの準備」
自分の来訪と告げ
これからケアに入るという予告をすることです。
認知症の方は判断や理解に時間がかかることがあるため
待つことが大切です。
「ケアの準備」
いきなりケアの話はせず
まず「会えて嬉しい」気持ちを伝え
ケアの同意を得ます。
「知覚の連結」
いわゆるケアです。同意が得られたら実施します。
「感情の固定」
ケア後でともに良い時間を過ごしたことを振り返ります。
「ケアを受けたこと」や「ケアした人」は忘れても
「ケアを受けた時の感情」は記憶に残ります。
前向きな言葉ややり取りで
「この人は自分に嫌な事をしない」という感情記憶を残します。
次回ケア時に「心地よく過ごせた人だ」と
思い出してもらい良い関係を築いていきます。
「再会の約束」
次のケアを受け入れてもらうための準備です。
「また会いに来ますね」といった声掛けにより
「優しくしてくれた人にまた会える」という
期待や喜びの感情を残してもらいます。
「認知症だからすぐに忘れてしまうだろう」という
思い込みをやめましょう。
認知症ケアはまず理解することが重要です。
認知症の進行により
思うような意思疎通ができないことがあります。
そのため介護者が戸惑ったり
いらだったりする可能性があります。
本人との意思疎通が難しい認知症だからこそ
それを理解し、人としての尊厳を重視したケアが大事なのです。
これからも職員皆が、高齢者ケアや認知症ケアに対する理解を深め
丁寧で心のこもったケアを提供できるようになれば、と思っております。





